2009 年 6 月

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

[前の月] [次の月]

6 月 16 日(火) 曇のち一時雨

『ハイパフォーマンス Web サイト』

『ハイパフォーマンス Web サイト』 は、予想通りすぐに読み終わった。 書かれていることは簡単なのだけれど、 「そうだったのか!」と驚かされる点も複数あり。 安いしすぐ読めるので、Web 屋さんは読んでおいた方がいいよ。本当に。

この本で紹介しているポイントがそもそもわずか 14 点に集約されているのだが、 さらにまとめると「通信回数を減らす」「転送サイズを減らす」 「処理順序を最適化する」の 3 点になると思う。 このうち「通信回数を減らす」というのは、 いかにしてキャッシュを有効活用するかという話なのだが、 Cache-Control ヘッダETag ヘッダ の話は今まで意識していなかった。 恥ずかしながら、Cache-Control や Expires は キャッシュを無効化するときに使うという意識しかなかったよ。 このあたりをうまく設定すると、 If-Modified-Since と 304 Not Modified のやり取りも 減らすことができるそうな。

自宅の eagan.jp では、このあたりはまったく設定していない。 気になったので、帰宅早々に実験。 Internet Explorer 7.9.5730.11 では、 確かに If-Modified-Since リクエストが出ている。 だが Mozilla Firefox 3.0.11 では問い合わせが出ていないようだ 何か設定変えたっけ?

じゃあ Cache-Control を入れることでリクエストを制御できるかどうか、 確認しようとしたのだが…。 index.var に突っ込んでも応答には載ってこなかった。 何でも HTTP ヘッダに載せるわけじゃないのね、やっぱり。 META タグは使いたくないし…というか、HTML じゃなくて CSS に設定しようとしているし。 mod_cern_meta の出番だろうか。うぅむ。

[top]

6 月 15 日(月) 曇

(生活の)リズム感なし

昨夜の日記を書き上げて少したった後、猛烈な頭痛が襲ってきた。 相性が良いと思っていた バファリン顆粒も効果なし。 そのうちに吐き気までしてきて、えらいことに。 肩こりを診てもらっている接骨院では、よく 「頭痛はありませんか? 吐き気は?」と聞かれるのだが、 こういう状態を指すのだろうか。今度行ったときに伝えてみよう。

まだ社内事務も残っていたのだが、それどころではない感じ。 毎週日曜夜の FINAL FANTASY XI な活動も欠席し、 21:00 には早々に寝る。あー事務作業どうしよう。 明日、まだ頭痛が残っていたら仕事休んで、 ちょこっとだけ仕事して片付けようかなんて思ってみたりした。

目が覚めると頭痛は治まり、壮快とは言わないまでも、まずまず健康体。 早めの時間だったら事務作業をやっておこうかと時計を見たら 0:30 ですよ先生。 結局そのまま、あれやってこれやって、そのまま出勤。 長々とお待たせしてしまった処理が片付いてよかった。

通勤の電車で『マークスの山』を読み終える。こういう結末であったか。 結末を読んでの第一印象は、 『MASTER キートン』 にでも出てきそうな雰囲気の話だなぁということ。 しかし、あの人物はもう少し何とかならなかったのか。 おもしろくはあったが、いくつかの点でそれを上回る期待を持ってしまい、 ちょっと残念な感じもある。

読み終えてしまって、次はどうしよう…。 専門書ではあるが 『ハイパフォーマンス Web サイト』と 『JavaScript: The Good Parts』 は薄くて、少しくらい混んだ電車の中でも読めそうだ。 もっとも、前者は今日の帰りだけで半分読めてしまった。 後者はもう少し時間がかかるかな。 その後は、また SuperH に戻るか。

[top]

6 月 14 日(日) 曇

ドラゴンの逆襲

Amazon.co.jp に注文しておいた本の受け取り。 買うだけ買って、消化できる見込みがまったくないのだが、 それでも買う。リストはこんな感じ。

1 冊だけジャンルの違う『吉田戦車』は、 漫画家の吉田戦車をテーマにしたムック。 300 ページに満たない、A5 サイズの本なのだが、 恐ろしいほどの内容の濃さ。どこで読もう。 自宅で読むと、貴重な時間をどっぷり消費してしまいそうで恐い。 もう消費しているけど。

Amazon の購入履歴やおすすめを見ていると、 これはすぐにでも買って読まなくては!という本が数冊。 カートに入れて注文しようとするところで、はたと気付く。 これくらいメジャーな本なら書店で買った方が早いじゃないか。 受け取りで面倒な思いをしなくてすむし。

コンピュータ関連の専門書といえば、第一候補は秋葉原の 書泉 ブックタワー。 東西線沿線の東側に住む身としては、そこそこ交通の便が良い。 …おおっ、これは…。結果、買ったのは以下の 5 冊。

『コンパイラ - 原理・技法・ツール [第 2 版]』は、 かなり不意討ちだった。 いわゆる Dragon Book の改定版。 最適化まわりの記述が大幅に強化されているようだ。 前書きによれば、前半の構文解析まわりは大学の学部レベル、 後半の最適化まわりは大学院レベルだそうな。 どれだけ読めるだろう。どこから読むべきだろう。 いろんな意味でドキドキ。

その前 3 冊は仕事関係。 今さらかよ、と言われそうだが、バックエンドに比べて フロントエンド方面が勉強不足だったことは否定できない。 本業で開発しているシステムも、 バックエンドだけでなくフロントエンドへの負荷も大きいシステムなので、 ここらでちゃんと勉強しておかなくては。

最後の 1 冊は何と言うか、惰性と言っては失礼だが、 見かけるとちょっと気になるというか。 おもしろかったり、おもしろくなかったり、たまにちょっと不愉快だったりする。 だが、それがいい。

[top]

6 月 8 日(月) 曇

こんなことやってる場合じゃないんだけどね

某氏がライトノベル…じゃなくてラノベに手を出してしまったとか、 ちょっと恥ずかしい話を惜しみなく書いてくれるので、 こちらもちょっと恥ずかしいかもしれない話。

ついに休日出勤に至ったりして何かのリミッタが外れたのか、 今さらの FINAL FANTASY X-2 に手を出してしまう。発売は 2003 年。 大ヒットタイトルの直接の続編、主人公は女性キャラ 3 名、 しかも妙に露出度が高く、 走れば肘から先を左右に振る「おんなのこ走り」。 ジョブチェンジのかわりに「ドレスアップ」システムが導入され、 どこの変身魔法少女ですかという感じ。 「歌姫」だと踊っているし。 そういえば、イベントシーンは 倖田來未のモーションキャプチャーだって話もあったな。 当時、こういった話を伝え聞きながら 「血迷ったか、スクウェア」と思っていた。

資料になるページを探していたのだけれど、良いものがない。 GAME Watch の 製作発表時のニュース にしておきますか。

いざプレイしてみると、 冒頭から件のモーションキャプチャーであろうコンサートシーン。 しかも、何故そのコンサートが開催されたのか、合理的な理由が思い当たらない。 半分失笑しながら見ていたが、本体部分に入っていくと、ちょっと評価が変わる。 思い出の土地を巡る、気ままな冒険の日々といった風情。 前作の FINAL FANTASY X を知らないので、 「思い出の土地」という部分は実感がないのだが、 それでも雰囲気だけは伝わってくる。 さらに崖をよじ登ったり段差を飛び越えたりといった、 軽いアクションが入っているのも冒険感を向上させている。 短いミッションの積み重ねからなる展開も、 今の自分のプレイ環境には合っているように思う。 そんなこんなで、意外に楽しめそうな予感。

本業も残っているのに、そんなことやってる場合じゃないだろって 声もありそうですが。 まぁ実のところ、この日記を書く方が時間がかかっているのです。

[top]

6 月 6 日(土) 曇ときどき雨

高村薫・安達久美

先月 31 日 に書いたとおり、 『マークスの山』 を読んでみる。現在、上巻の終わり近く。これは良いね。 一方に、二重人格の若者。一方に、体制の中でもがく刑事。 えーっと、この作風は誰だっけ。 真保裕一の初期作品(小役人シリーズ)? 敵方のイメージとか違うしなぁ。 もっと近い作家がいる気がするのだけれど思いつかない。 というか、高村薫って女性だったのね。 ほかにも気になる作品がいくつかあるので、 しばらくこの作家を読んでみることになるかも。

それで通勤の行きは『マークスの山』を読むとして。 帰りは、ここしばらく読んでいた 『SuperH プロセッサのアーキテクチャ』 が途中だけれど、PlayStation Portable の DISSIDIA FINAL FANTASY に戻ってみる。 うわー、久々にやると負けまくりだ。要領を思い出すのにしばらくかかりそう。

休日出勤の帰りに CD を物色してみる。 こちらも前々から気になっていた 安達久美VIDEOARTS の方 が試聴もできて良いのかな。 Danjiri Funk は 18 歳で作曲したとな。 こりゃ凄い(試聴版は前奏だけでほぼ終わってしまうのが残念)。 メンバーが、元 T-SQUARE の則竹裕之、NANIWA-EXP の清水興ってあたりも、 これまた絶妙なところを突いてくるね。

[top]


[nagae's Heartbeat]


nagae@eagan.jp