2003 年 2 月

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2 月 28 日(金) 晴

想定通り、変更箇所はごくわずか。 開発の方はすぐに終わりそうだ。 むしろテストケースを作ってテストする方に時間がかかりそう。 テストのために 2 年前に作った C++ のプログラムを引っ張り出したら コンパイルが通らなくて困る。 なんでここで const が消えるんだ?

レンタルビデオ店で目をつけていた『ル・ブレ』を借りてみる。 見事に期待どおりで、夜中にクスクス笑いながら観る。 ああ、もう、こういうの大好き。

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2 月 27 日(木) 晴

本業。よくよく計算してみたら、意外と余裕は少なかった。 なかなか加速がつかなくて困ったが、 夕方あたりにはそれなりに勢いがついてきた。 本当のアプリケーションではなく、運用に使うスクリプト類がほとんどなので ロジックは単純で、結構楽しんで作れる。 今度の土日も開発に使えば、来週中には揃うかな。

16 日 に行方不明になった時計、 まだ本格的な捜索ができていない。 時計がなくても電話の時刻表示があるので、ちょっと不便だが、何とかなる。 問題は、同時に行方不明の Visor の方。 あれでメモを取るのが習慣になっていたので、なくなると覚えておくのが大変。 日記ネタのメモも取れないし。 PC の画面にベタベタと 覚え書 が増えていく。 土日とか使って捜索したいところだが。

読書近況。宮部みゆき『レベル 7』は昨日の朝に読み終えて、 続けて『人質カノン』を読んでいる。短編集。 薄いし読みやすいので、すぐ読み終えるだろう。次どうしよう。 また長編でいくか。

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2 月 26 日(水) 晴

昨日の記述に対して、早速ファンレターが…ではなく、 福岡方面から迅速なる突っ込みをいただいた。 PowerPoint 97 の件は Microsoft でも参照できる し、 Internet Archive にも残っている とのこと。なるほど。 キャッシュというと Google のキャッシュをまず思い出すのだけれど、この Internet Archive って便利だね。

で、Microsoft の方。番号づけが変わっているのか。 ってことは、今までに Knowledge Base にリンクした分って、 全部変更しなきゃいかんじゃないか。というわけで 更新しておきました。 ときどきリンク先の確認もやらないとなぁ。

最近 DB のテストデータというと 郵便番号 CSV を愛用していたが、全文検索機能のテストとしてはイマイチなので、 他のデータを探してみる。 JIS ハンドブック「情報処理 用語・符号・データコード編」 (1999 年度版なので、今は編成が違うかも)をめくってみると、 JIS X 0403 の「産業分類コード」が手頃と見た。 最初の数ページを入力して使ってみる。 「金属」なんて単語で検索をかける。まあこんなもんだろう。

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2 月 25 日(火) 晴

帰宅すると、検索でここにたどり着いた方からメールが届いている。 2001 年 4 月 30 日 の記述について。 この PowerPoint の件を調べていたが、Microsoft の Knowledge Base から 既に削除されているとのこと。むむ、確かに削除されてしまうと、 nagae の記述だけでは理解できないだろう。 ということで、お送りした返事をここにも転記。 (行数稼ぎって言うな)

記憶している限りでは、ネットワークプリンタを「通常使うプリンタ」として 設定し、そのプリンタにアクセスできない状態で PowerPoint を使ったときに 発生する問題だったはずです。

以来、私はダミーのプリンタでポートを「ファイルへ出力」として定義して、 「通常使うプリンタ」としていました。印刷のたびにプリンタを切替えるので 最初のうちは少し面倒でしたが、気にならなくなってしまい、Office XP へと 移行した現在でもこの設定が残っています(私も今になって気づきました)。

この手の話題が出るたびに書いていますが今回も。 運命のいたずらでこのページを覗いてしまった皆様からの、 ご質問、ご意見、ご感想、ファンレターなどお待ちしております。

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2 月 24 日(月) 雨ときどき雪のち曇

天気の記述はこんなもんでしょう。朝は寒かったけれど、雪ではなく雨だった。 久しぶりの月曜の雨かな。 「○曜日の○」というと思い出すのは、昔 PC-9801 で出ていたゲームだ。 確かタイトルは『トキオ』だったと思う。 当時人気のあった SimCity タイプの都市運営シミュレーションなのだが、 舞台が宇宙都市というのが特徴だった。 当時、相変わらず MSX ユーザーだった nagae は、 このゲームのことは雑誌記事で読んだだけだから、詳しくは知らない。 ただ、議会に「日曜を晴れにする法案」というのが出ている写真に 衝撃を受け、ずっと記憶に残っている。 ほかにもふざけた法案ばかり出ていたような気がする。 Google 様に問い合わせてみたら、 こんなの が出てきた。「日曜日はすべて晴れにする」か。

本業。今相手にしている製品は、直感的な想像に比べて大がかりで複雑。 かなり複雑な構成にも対応できるのだけれど、 単純な構成に適用するには、ちょっと面倒だ。

宮部みゆき『レベル 7』は、もうすぐ読み終わる。 二重、三重のどんでん返し。ミステリーの世界では当たり前なのか?

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2 月 23 日(日) 曇

昨日と比べると、雨が降らない分だけ今日の方が天気が良かったような。 元の予報だと日曜だけ雨になっていたから、土曜に洗濯したんだけどな。

一応、朝から仕事。いくつかあった問題のうち、いくつかは解決。 OS に en_US の locale が入っていないのが原因だったとは…。 エラーメッセージでは「en_US のメッセージを読めない」と出ていて、 その製品の en_US メッセージファイルを入れても状況が変わらないので 変だとは思っていたのだが。

本日の読書。宮部みゆき『レベル 7』が、やっと 500 ページ。 全部で 650 ページほどだから、もう終わりに近付いている。 振り返ってみると最初の 250 ページほどが辛かった。 それを過ぎると次々と話が繋がっていって面白い。 こういう作品は、最後は面白くなるはずだという信念というか 思い込みみたいなものがないと、途中で投げ出したくなる。 これまでに読んだ本で言うと…スタニフワフ・レムの『エデン』とか。 『エデン』では前半は本当に前置きで、 盛り上がってからはあまり関係がないのだけれど(笑)、 『レベル 7』はそれが山場に繋がっているから、 何度もページを戻しながら確認することになってしまう。 ミステリーファンの皆さんは、こういう作品に慣れているんでしょうね。

小説関係でもうひとつ。数日前の話題だけれど、 復刊ドットコム で 『宇宙の果てのレストラン』『宇宙クリケット大戦争』が 規定投票数(100)に達した。 交渉がうまくまとまれば良いが。リンク先は 『SF小説(海外)』復刊特集ページ にしておこう。

本日の情報科学。 ちゃんと学会 or 業界動向を追いかけている人にとっては今さらなのだろうが、 並列プログラム API の OpenMP というものを見つけて、ちょっと興味を持っている。 fork / join 型の SPMD プログラムを記述するための API だ。 使ったことはないのだけれど、学生時代に見たことだけある Concurrent Pascal や High Performance Fortran がこの手じゃなかったっけ。 OpenMP を C で使うと、#pragma で並列性を記述して、 あと動的にパラメータを設定するための関数がいくつか。

まあしかし、手近に実行環境がないのが、なぁ。 素直に pthread から始めておくか。 それに NetBSD の libpthread はまだバグが残っているのか、 ローカルの libpthread を使った Mozilla はときどき assert に引っかかって落ちる。 いろいろ試して、問題が起こる原因を特定しないとね。 一応、ずいぶん前に本を…あ。 これ かぁ。 これだったらやっぱり、スティーブンスの 『UNIX ネットワークプログラミング Vol. 2』 にしておくか。

本日のげえむ。『スパイダーマン』は平衡感覚を狂わせる。 乗物酔いする。気持ち悪いよう。 夜中まで乗物酔いしていて翌朝もぐったりしている場合、 それは二日酔いというのでしょうか。

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2 月 22 日(土) 曇一時雨

impress Watch に、いろいろと興味深いニュースが載っている。 JavaScript と DOM の実行速度 とか、 USB 電動歯ブラシ とか、 新 PC カード規格 とか。 見逃せないのが AOU2003 の記事。 『タイムクライシス 3』が出るのかぁ。楽しみ楽しみ。 衝撃を受けてしまったのは『三味線ブラザーズ』。 コナミが『ギターフリークス』を出した時から三味線というのは考えていたが、 ついに出てくるらしい。発売元は カトウ。 テーマ曲を試聴できるのだが…え、 まさかこの曲でプレイしろっていうわけ?

本当は今日も仕事する予定だったが、家事を片付けているうちに 良い時間になってしまったので、予定変更。仕事は明日だけにしよう。 しまった、団長から挑発された、紀伊国屋の 洋書バーゲンセール ってのもあるんだよな。 これ以上「積ん読」を増やしてもよろしくないので、やめておくか。

本日の浪費。PlayStation2 ソフト 『スパイダーマン』。 確かに独特の動きがあって楽しい。 逆に言うと独特の操作に慣れるには、もう少し時間がかかりそうだ。 走る時のスピード感はあまり感じられないが ウェブを使うことで高速に移動できる。 もう少し技術が上達しないと十分に楽しめない。 奥が深そうで楽しみではあるが、そこまで時間があるかどうかが問題だな。 トレーニングモードが充実しているのは良い。 実際のゲーム画面のデモンストレーションが、もう少し欲しい。 後は、敢えて言えば、ロード時間がちょっと長めだと思う。 このステージを実現するためには仕方がなさそうだが。

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2 月 21 日(金) 晴

朝はちょっと落ち込んでいたのだが、 昼休みに外に出て日光を浴びているうちに回復。 昔のゲームでは、野外でじっとしていると体力が回復するという 設定がよくあったが、結構正しいのかもしれない。 行き先は銀行。 最近の銀行は通帳記入機で切替もできるようになっているのか。 数十秒かかったように思うが、それでも窓口に並ぶよりは早い。

今週のおいしいごはん。 5 日 に続き、nagae が参加するのはこれで 2 回目。 同僚たちについて、誰のどこが「変」かという話で盛り上がる。 nagae については あれこれそれ など、 数々の浪費について指摘される。 しかも、ほとんどは買ったまま活用できていないところが、何と言うか…。 だが目に見えない何らかの効果があったと信じたい。 少なくとも日記ネタにはなっている。うんうん。 性格診断の話も。 もらった まま、やってないのだが、 組長によれば「nagae 選手は調べるまでもなく内向的だな」だそうで。

最近のブラウザって、Internet Expolorer にせよ Mozilla にせよ、 ダウンロードするときに一旦テンポラリ領域に書き込んで、 完了してからコピーするんだよね。 仕事マシンは C ドライブの空きが少なくなっているので、 ダウンロード先を D ドライブにしておいても C ドライブが溢れて ダウンロードが中断されてしまう。 少なくとも Mozilla は、何か設定を追加することで ディレクトリを変更できると思うのだが…。 これは週末の研究課題かな。

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2 月 20 日(木) 曇

読む人は、忙しくても読んでいるらしい。 日記が月記になりつつある TOKA からも 「ジブリは楽しかったですか?」なんて突っ込みをもらったが、 今日の話題は某お兄さん。

「最近、あやしい動きが見られるんだけど…」なんて言い出すので焦った。 nagae が本業をサボって(うそうそ、サボってなんかいません)、 団長周辺でプログラミングネタを拾っていることを指しているらしい。 その瞬間の楽しみを求める nagae とは違い、堅実なお兄さんは 将来のスキル育成というか、今年の勉強計画というか、 そういうことを考えているらしい。 きっと体を鍛えることだけでなく、頭を鍛えることも趣味なのだろう。 育成マニアかな。ヒゲを育てるのも趣味かな。

今日の宮部みゆき。 昨年末 に読みはじめたものの、すぐに中断してしまった『レベル 7』復活。 っていうか、まだあれから 2 ヵ月もたっていないのか。 「しか」なんて言ったら、じゃあ仕事をさっさと終わらせろって 組長に怒られるかもしれない。

ああ、仕事…。 今日は自分のシロートさんぶりに嫌気がさしてしまった。 本格的にインフラをやるのは今回のプロジェクトが初めてとはいえ、 もうすぐ入社からまる 5 年、あと半年もすると年齢も 30 の達するというのに。 あんまり書くと、反省しているふりをしているだけなのがばれるので、 このへんでやめておこう。

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2 月 19 日(水) 晴

作業のため三鷹へ。行きは 3 人だったが帰りは 1 人だったので、 三鷹駅まで歩いてみる。が、例によって道を間違えたようで (前例)、 ジブリ美術館 やら 井の頭自然文化園 やらの前を通って帰った。 よく晴れた夕方、ほとんど遠足気分。 帰宅してから地図を見ると、単に回り道しているだけですね。

まぁ本当は夕方まで作業するつもりはなかったのですよ。 昼すぎには終わる予定だったのだが、いろいろあって遅くなってしまった。 あるポート番号で inetd を使ってデーモンを立ち上げようとしていたのだけれど、 実はそのポートを別のプロセスが握っていて、 思っていたのとは別のプログラムと通信していたというわけ。 はずかしー。

もうひとつ恥ずかしかった話。 find の -mtime って、日数指定 n は +n とか -n とか書くと 「以上」「以下」なのね。 find . -mtime +7 で 1 週間以上更新されていないファイルに マッチするわけね (正確には type をつけていないからディレクトリ等にもマッチするけど)。 マニュアルが非常に読みにくい某 OS で開発したからだ、 という言い訳は通用しないでしょうね。 これもはずかしー。

予告 どおり、宮部みゆき『鳩笛草』読了。 超能力と、それに起因する暗さを裏に持つ女性というのは 宮部みゆきの得意分野と言える。 もちろん、それ以外にも評価の高い作品は多々ある。 実際、『パーフェクト・ブルー』は普通の(?)ミステリーだが良かった。 まだまだ当分楽しめるな。

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2 月 18 日(火) 曇

プロジェクトルーム勤務から戻ってきた Y 子。 後輩に「女優」とかいう名前がついていることが納得いかないらしい。 正確には、後輩は「女優」で自分が「Y 子」であることに納得いかないらしい。 団長はじゃあアイドルかと言うが、 スペルは idol ではなく idle らしい(お約束)。 idol より先に idle のスペルが出るという程度なら一般社会で生きていけるが、 $i と書いてしまうようになったら危ないと思う。 I$ という表記は…BASIC なら、ありえますね(文字列型変数)。

ちなみに「女優」ってのは演技派という程度の意味。 「おいしいごはん」 の席上で ぽろっと出た一言で、しかも発言した本人(組長)も覚えていないという有り様だ。 じゃあこっちも改名するかというと、これまたネーミングが難しい。 ここに出てくる名前で個人的にに納得がいっているのは M1H くらいだ。 前にも書いた けど、ネーミングって難しいね。 組長がもし同期だったら ITLL とかつけるところだが、 先輩に対して失礼なのでやめておく。 団長は「エロい音を出す金管奏者」を略すと「エロ金」だが、 あんまりなのでやめておく。 「うさぎさん」ってのもなぁ。難しいなぁ。

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2 月 17 日(月) 晴

最近、団長に対する言葉に容赦がなくなってきている。 自分でも、ちょっと反省しております。 今日も組長、お姉さま、女優の計 5 人(最近の、いつものメンバー)で 夕食をとっている際の会話。

団長(お姉さまに対して)
それがねー、(ソフト名) って馬鹿なんですよ
nagae(横やり)
おめーが馬鹿なんだろ

金曜 から聴いている、寺井尚子の『anthem』。 なぜ「のびのび」なんて書いたか、自分でもわからなくなってきた。 良い出来ではあるが、今のところアルバム全体では『All For You』、 曲単位では『Thinking of You』に入っている『Pachira』が いちばん好き。 もうしばらく聴き続けてみよう。

最近の読書。 『パーフェクトブルー』が良かったので、 同じく宮部みゆきの、中編集『鳩笛草』を読んでいる。 3 作が収録されていて、特に 2 作目の『燔祭』は 年末に読んだ『クロスファイア』の 別視点からの物語ということで興味深い。 かなりの勢いで読めてしまうので、もう 2 〜 3 日で読み終えるだろう。 読み終えたら、年始に中断してしまった『レベル 7』に戻るかな。

KDDI が「IPv6 トンネリング」サービスを開始する らしい。 やっぱり当分はトンネリングなのかな…。 で、その「IPv6 トンネリング利用料」ってどこに書いてあるの?

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2 月 16 日(日) 雨

雨ということもあって、結局ひたすらメールの整理で 1 日を過ごす。 やっと 12 月分に入ったよ。 ディスク容量の話 あたりでは思わず余計なコメントを入れてしまったり。

本日の不祥事。時計が行方不明…。どこいったんだろう。 また発掘作業でもしないと出てこないかも。 それまでの間に充電が切れてしまうかも。 結構な重みがあったので、あれがないと左手がスカスカで気持ち悪い。

結局、これといって書くこともないんだよね。 別に仕事しているわけでもないのに。何でかなぁ。 自分の昔の記述を読み返して、どんなこと書いていたか復習しよう。

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2 月 15 日(土) 晴

以前からときどき port-hpcmips-ja で話題になっていたのだが、 L-Card+NetBSD-current が動いたらしい。 小さくて、かなりいい感じである。 部屋の中のあちこちに置いて、Ethernet で繋いでみたい。 「疑似 ISA 信号」でどれくらい遊べるかがポイントになる。 Laser5 のページからもリンクされている 成松総研 のページ経由で、 Usb Sniffer for Windows に行きついたので、ブックマークがわりにリンク。 なんか使うこともあるでしょう、きっと。

さて、社用のメールでも読んでみようかな。 と思ったらノート PC の AC アダプタを忘れてきている。はぁ。 休日出社して回収、即座に帰る。

本日のプログラミング。 Ogg Vorbis コメントまわりをいじりたいのだが、 MP3 で使われていた ID3v2 みたいに後づけではなく パケット構造の中にガッチリ入っているようで、ちょっと面倒。 っていうか、Vorbis で定義されている パケット構造 が Ogg の ビットストリーム構造 の中に埋め込まれている、のか? 真面目に実装しようとすると、コードを書く段階まで到達できない。弱い。 表示だけなら、ちょっとくらいいい加減でも何とかなるかな。

ID3v2 みたいにやたら多くのタグが定義されていても使うことはなさそうだが、 Vorbis のコメントでひとつだけ気にいらないのは Composer が定義されていないこと。 Artist と Performer はあるのに。

ってな感じで今日は The Art Of Computer Programming の進展はなし。 Knuth の本は読むだけじゃなくて自分で手を動かして確認しないといけないので 少し空いた時間でちょろっと読むということができない。

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2 月 14 日(金) 晴

金曜。さっさと帰るのである。

実は夕方から頭が痛く、何もなければ自宅直行、 ちょっと早いけれど寝てしまおうかという状態だった。 とはいえ 公約 もあるので CD ショップへ。 首相みたいに大きなことだけ考えていればよいというわけにはいかないのだ。 寺井尚子 の 本日発売のニューアルバム 『anthem』を買ってくる。

この『anthem』、なんと コピーコントロール CD として出ていた。 技術的にノンポリになっている nagae は、少々抵抗を感じつつも、 構わず買う。CCCD はこれで 3 枚目。 うちのドライブでは問題なくリッピングできるしー、って、 そういう問題ではありませんね。

内容は、前作の緊張感の高かった雰囲気と比べると、 「のびのび」という感じが少し強くなったように思う。 オリジナル曲が多いことも関係しているかもしれない。 相変わらず激しい曲が多いが。

そろそろ Knuth も読み進めなくては。 団長に「3 ページから先に進んだか?」とからかわれるようになった。 ほかにも読みかけの本がたくさんあるのだけれどね。

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2 月 13 日(木) 曇

本業で「あること」に気付かず、恥ずかしい思いをしてしまった。 まあ、ばらしても問題あるまい。 DNS で IPv4 アドレスの逆引きエントリを どこの DNS サーバで保持するかという話をしていて、 逆引きエントリは IPv4 アドレスの 8 ビット単位でしか ゾーンを分割できないことに気付かなかった。がーん。 なんで委任しないんだろう、なんてずっと思っていた。そっかー。 ちゃんと考えれば当たり前なのだが。

上記に気付いたのは、朝、自宅でシャツにアイロンをかけながら メールを読んでいたとき。 書いている人も、こちらがそこで引っかかっているとは気付かず、 逆引きの動き自体がわかっていないのだと思ったようで、 ずいぶん丁寧な(言い替えるとしつこい)メールを書いてくださっている。 取り乱してしまい、慌てて返事を書いたときに、 アイロンを倒した状態のままにしていたらしい。 シャツに見事に焦げを作ってしまった。 今日も朝から他社でミーティングだったのだが、 この時点で数分の遅刻が決定。 焦る気持ちを落ち着かせようと電車の中で本を読んでいたら 乗り換え駅を通過してしまった…。もうダメダメ。

ちなみに 『DNS & BIND 第 4 版』 を読み返すと、「9.5 in-addr.arpa ドメインのサブドメイン」に 「9.5.2 オクテット境界以外でのサブネット化」というセクションがあり、 いくつかのテクニックが紹介されている。なるほど。

電車で読んでいた本というのは、 宮部みゆきのデビュー長編『パーフェクト・ブルー』(創元推理文庫)のこと。 某社の チェスマシン とは関係ない(これの訳ではないけれど 日本語記事 の方がいい?)。 最初はどうってことないミステリーかとも思ったが、 読み進むにつれて、なかなかよくできていることがわかり、感心する。

ふとしたことから GPL の日本語訳 を読んでいて、目が点になってしまった。 3 節の a) や b) って、『プログラム』って書いちゃまずくない? その直前で『プログラム』(あるいは第2節における派生物)って書いているんだから、 このままだと、派生物を配布するときも、 基になった『プログラム』のソースだけ配布すれば良いように見えないか? もちろん日本語訳は 非公式な参考 に過ぎず、正式版の 英文 だと、そのような誤解を招く表現はない。 とりあえず GPL は普段は SRA 訳版 を参照するようにしようかな。

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2 月 12 日(水) 曇

寒い。自分の体調がおかしくなったのかと思ったが、 団長によれば久しぶりに気温が下がっているらしい。 自分で裏は取っていないが、多数決(というか満場一致)ってことで。

昨日が祝日だったため、曜日感覚がずれている。 今週はまだ「週刊ポスト」を買っていなかったな。 山根一眞の連載『メタルカラーの時代』を読むために 毎週欠かさず買っている。 他のページはほとんど興味がないのだが、 たまにおもしろい記事があったりするので 気分次第で目を通してみることもある。 で、今回の「弘兼憲史の回文塾」に出ていたのは 「なんてしつけいいこ いいけつしてんな(何て躾いい娘いい尻してんな)」だった。 このくらいの長さだと既存の作品を「再発明」してしまうのも 仕方がないとは思いつつ…。

最初にこの作品を発表したのは誰だろう。 かつて椎名林檎がラジオ番組の中の回文コーナーで読んでいたと聞いたこともあるが、 nagae の知る中で最も古いのは、 片山まさゆきの漫画『ぎゅわんぶらあ自己中心派』で 迷彩レディーが「トマト」「しんぶんし」に続いて 捨て牌で作った話である。 そのページの欄外には、参考文献「大語海」PARCO 出版とあるので、 きっとそこに載っているのだろう。 残念ながら nagae は読んだことがない。

ふと思いついて Google で検索してみる。 結構出てきますね。中でも ゆみちゃんトマト なるページに載っている作品はクオリティが高い。 プログラムポシェット…どこかで聞いた記憶がある…。 確か徳間のテクノポリス系統だったと思う。違う?

さて、古いのはどっち? 『大語海』は 1982 年の出版らしい。 雑誌『ビックリハウス』の読者コーナーからできた らしいので、そちらに載ったのはさらに少し前と考えるべきだろう。 となると、プログラムポシェットより少し古そうだ。 もちろん、さらに昔に別の場で出ている可能性は十分にあるが。

こういう作品が忘れられていくのはもったいない。 かつて塾講師をやっていたときに中学生の生徒たちが誰も 「Aren't you Mosaku?」を知らなくて悲しい思いをした(回文じゃないけど)。 本を読まなくなっている最近の子供たちにも伝えたい。

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2 月 11 日(火) 曇

今日は真面目に仕事をしようっと。 だって今週の金曜は 2 月 14 日ですもの。 2 月 14 日といえば、待ちに待った、 寺井尚子 のニューアルバムの発売日ですもの。 最近の心境の変化として、 最新アルバム『All For You』より ファーストアルバムの『Thinking of You』の方を高く評価するようになった。 かなり作風が違うので、比較すること自体、ちょっと無理があるのだけれど。

なんて言いつつ、昨日拾ったネタは当然ながら遊ばせてもらう。 やっぱり awk で落ち着いた。 なるべくバージョンの制約はつけたくなかったが、 重複があったときにファイル名と行番号を出すべきだと思い、 nawk でサポートされる FNR(ファイル内のレコード番号)を使った。 でも、よく考えたら FS に正規表現を使っている時点で nawk が必要になっちゃうか。 ひとつ納得がいかないのは、エラーメッセージの出力。 print "message" > "/dev/stderr" ってのは、美しくないぞ。 print "message" > STDERR くらい書けると嬉しい。Perl みたいだけど。

Web を見てまわっているうちに 『マイノリティ・リポート』の上映がそろそろ終わりそうなことに気付いた。 今のうちに観ておくか。 …いや、元から期待はしていなかったんです。 確か前に一度…これだ、去年の 4 月 29 日 ね。 そうそう、「アクション色の強い」って言われていたんだよな。 で、どうしよう。はっきり言って、褒めどころがない。 退屈なくせに長い。 一応書いておくけど、原作は結構おもしろいんですよ。

こんな感じなので、ちゃんと仕事にかかったのは外が薄暗くなる頃。 何やってんだか。しかも、やってみると手間がかかる。 夜のお仕事に突入。

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2 月 10 日(月) 曇

本業ではプログラミングの機会が減ってしまい寂しい。 看板をプログラマから情報処理技術者に書き換えたとはいえ、 一応は元プログラマである。 こういうときは団長のまわりをうろうろしていると、 プログラミングのネタを拾えることが多い。 先日の StringTokenizer 勝負 は、 職場ではなく日記で拾ったネタだが。

日中は彼がスクリプトを書くのに構文等でヒントを与える役。 そして夕方になってから見事にヒット。 課題は、複数の Java Properties ファイルをマージするプログラム。 ちなみに Java Properties ファイルの仕様は java.util.Properties の javadoc に載っている。どうやら団長とその後輩(大女優)は Java で書こうとしているようなので、 おこぼれをもらった nagae はシェルスクリプトで書いてみる。 といっても sed なり awk なりを使わないと無理だろうが。

帰りの電車の中で処理を考える。 Java の Properties ファイルは単一の名前空間なので、 マージと言っても単純にくっつけるだけで良い。 したがって実質的な処理はキーの衝突検出だ。 要件としては、衝突した場合はエラーにしたいらしい。 sed でもなんとかいけそうな気がしていたのだが、 やってみると最後の詰めが難しく、また美しくない。 こんな処理のためにテンポラリファイルを作るのは、ちょっとね。 明日 awk で書き直そう。

余談。Java でどう書くかという話に 「Hashtable を使って…」と口を挟むと、今は HashMap を使うのだと指摘された。そうなのか。 Java2 になって、このあたりの階層がいろいろ変わっているのは知っていたが…。 やっぱり Java プログラマは名乗れないようだ。

…あ。今日って 2 月 10 日か。 まる 1 年、歩いていない ことになる。いかんなぁ。

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2 月 9 日(日) 晴

なんか天気いいですね。

明日、休めれば 4 連休なのだが、 どうせ家で作業するか出社して作業するかの違いだけなので、まあ出社でいいか。 結構作業が溜っているのです。 本業も趣味も。

で、当然ながら趣味を優先して進行する。 NetBSD を update して、古い current-users を読んで。

某後輩の日記で、ときどき「某先輩」として引用されているのだが (メインメモリ 1GB とか NetBSD の CVS ツリー統合 とか)、 彼の日記とこことの両方を読んでいる人がいったい何人いるのか、 ちょっと気になる今日この頃。 で、御愛読に感謝して、その某後輩君に読者サービス。 AIX は smit ももちろんだけれど、もしまだ LVM (Logical Volume Manager) 関係の用語を覚えていないのであれば、 ひととおり覚えておいた方がいいですよ。 マニュアルが入っていないシステムが少なくないので AIX Developer Domain もしくはそのページ右にリンクがある AIX ライブラリー は Bookmark しておいた方がいいですよ。

本日の読書。吉田戦車『殴るぞ』 1 〜 2 巻。 吉田戦車の漫画って『伝染るんです』までは面白いんだけど…という人が多い。 だが nagae の場合はそれ以降も、 例えば『ぷりぷり県』も『一所懸命機械』も好き。 同じくらい好き、とまでは言わないが。

ふぅ。本業が進んでいないのは当然として(おい)、 Ogg Vorbis のコメント関係も全然手をつけていないのはいかんなぁ。 とりあえず Bookmark がわりに 該当ドキュメント へのリンク。UTF-8 を許すって仕様にしたのだから、 わざわざ latin-1 以外を潰すようなコーディングは勘弁してほしかった。

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2 月 8 日(土) 曇一時雨

本日のお買物。HDD をふたつ。 まず MP3 や Ogg Vorbis 用領域が使用率 92% に達していたため、 一気に大容量ディスクに交換する。 しまった、元のディスクは 20GB だったのか。 40GB だと思って、奮発して 160GB のディスクを買ってきてしまった。 しかも 5400rpm が在庫切れで 7200rpm のものを買ったので 3 万円近い。 うー、失敗。倍率が妙に高いのは MP3 と Ogg Vorbis の両方で保存しておこうと思ったから。 今のところプレイヤーが MP3 ばかりなので MP3 も作っておくが、 できればフリーの Ogg Vorbis に移行したい。 もうひとつの HDD は Red Hat Linux 7.3 用。 30GB もあれば十分。 実験用マシン jack の差し替え用 HDD として使う。

Red Hat Linux 7.3 の CD がついた雑誌を買いに書泉へ。 バックナンバーのコーナーから適当に選んだ結果、 Linux magazine 2002 年 7 月号を選択した。 内容はどうでもいいんだが。 ついでに、やっと MSX MAGAZINE 永久保存版 も入手。市販ゲームもさることながら 野望集団 GIGAMIX の作品に再会できたのがうれしい。 ゲームばかりでなく開発ツールもそれなりに揃っている。 MSX-DOS スーパーハンドブックに載っていた アセンブラ(当時 16 進ダンプを打ち込んで、愛用していました)や ブラザー工業のソフト自動販売機 TAKERU で売られていた テキストエディタ V&Z、 さらに CP/M 用 C コンパイラ HI-TECH C まで入っているとは。

ただ、正直言って MSX およびエミュレータで再び開発をやることはないだろう。 ファミリーコンピュータという存在は今でも魅力的ではあるが、 インターネットと NetBSD の方が、自分がやりたいことにより近いから。

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2 月 7 日(金) 晴

イベントが多くて、1 日にしては体感時間が長い。

団長と組長は、SEGA のロボットアクションゲーム 「電脳戦機バーチャロン」が PlayStation 2 で発売される というので悩んでいる様子。 nagae もゲームセンターで何度かやってみたことはあるが、 結局あの操作に慣れることができなかった。 まあ、ガンダム好きでもないし。

学生時代のアルバイト先では、我々の世代の男の子向けアニメーションに対する 嗜好はタツノコ派とサンライズ派に分類されていた。 タイムボカンシリーズまではよく見ていたが ガンダムの頃にはあまりテレビを見なくなっていた nagae は、 当然タツノコ派に分類される。 つまり、二足歩行ロボットの格闘よりは「今週のビックリドッキリメカ」の方に 感心があるというわけだ。 もっとも、二足歩行ロボットの格闘にまったく興味がないわけではない。特に ROBO-ONE の記事 なんぞ読むと、心が踊るのも事実。

組長が調べもののために、別の事業所の知合いの方に連絡を取っていた。 バーチャロン仲間なんだそうだ。 サラリーマンが人脈形成のためにゴルフをやるという話は聞いたことがあるが、 もしかして nagae はバーチャロンをやることになるのだろうか。 一時期、駅のホームで傘で素振りをするオヤジがいたが(最近見かけないな)、 駅のホームでツインレバーの練習をしている青年がいたら、 それは nagae かもしれません。

一応言っておくけど、話半分、いや 1/4 くらいで読んでおいてね。

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2 月 6 日(木) 晴

二度目の 晴海トリトンスクエア。 前回はオフィスタワーで本題を済ませただけだが、 今回は昼食もここで取ったため、内部を少し見てまわる時間があった。 おお。通路がクネクネして渡り廊下があちこちにある、 こういう建造物は大好き。 中に入っている店はほとんど無視で、 クネクネと歩き回って探索欲を満たす。ちょっと幸せ。 これで、通路を走ったり、柵を乗り越えて飛び降りたりできれば、 もっと幸せなのに。さらに ワイヤーを張り渡したり できると最高。

データベースのオンラインバックアップについてお話。 確かに、よく理解されていないところだと思う。 既存の解説書もイマイチだし…。 理解しちゃえば難しい話ではないのだが、 どう説明すれば良いだろう。 漠然としたイメージはあるので、文書にまとめておかなくては。

最近、読書が技術系に偏っている。 『トランザクション処理システム入門』 『オラクルマスター教科書』 『The Art of Computer Programming』など。 小説も読みたい。って、 先月買った 『永久帰還装置』が途中までで中断しているな。 持ち歩くには大きくて電車の中で読めないのがネックだが。 どうしても家では大きい技術書を読むことになるので、 小説はできるだけ文庫にしたい。

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2 月 5 日(水) 晴

解像度マニアもついにここを見に来たらしい。 同じ組織の同期は、ほとんど一度はここを見に来たことになるのかな。

と、さらに新規読者開拓の動き。 よく一緒に夕食に行くグループで「おいしいごはん」の会が開催される。 結局は食べにというより飲みに行っただけだが。 その席上で団長がネタとして上げるので、 お姉さま、組長、大女優にも存在は知られることになった。 大女優ってのは個人に絞れないからいかんな。 皆さん大女優みたいだし。表の顔と裏の顔っていうか。 何だか今日は職場のダークサイドを覗いた気分。恐いよぅ。

で、当然ここの探し方の話になる。 Google でフルネームで検索すれば間違いなく出てくるが、 団長は姓だけでも出てくると言うので実験。 漢字で入れると違うところばかり出てくる。 無認可宗教法人「永江会」 とかいうのもあるし。 この場合、どうやら「永江」は人名ではなく地名らしい。 偶然か意図的か、 会則 によれば英語略称は「St. NAGAE BSD Paradise」だというし (正式名称英語表記は 「St. NAGAE Barbecue & Singing & Dancing Paradise」)、 おどり念仏とか総統フォントとか、 もしかしたら nagae との関係を疑う人がいるかもしれない。 しかし、言わせてもらおう! nagae だったら Content-Type を x-sjis なんて書くわけがない! ちゃんと Shift_JIS と書く、というか、 そもそも ISO-2022-JP ですわ。 本当は ISO-2022-JP-2 も使いたいけれど、 HTML は ISO-2022-JP と Character Entity で妥協する。弱い。

組長と MSX MAGAZINE の話で微妙に盛り上がる。 db soft って札幌にあったっけ。 で、その db soft の出していた RPG って何だ。

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2 月 4 日(火) 曇

データベースはそれなりに勉強したとはいえ、 DBA(DataBase Administrator)としては例外ケースへの対応が甘い。 今回も、あるシステムで取得したバックアップを別システムで復元 とかいうことをやるのに、数回の試行錯誤を繰り返してしまった。 これだけ書くとどうってことなさそうだが、 なにせ 32GB とかいうバックアップイメージなので、 1 回やり直すと数時間のロスにつながる。

自分の仕事用ノート PC で環境を作るといっても、 2 年前から使っているメインメモリ 320MB(既に最大)の環境では 最近の大型ソフトは満足に動かせない。買い替え時かなぁ。 最近はノート PC でもメインメモリ 1GB とか普通に載る。 キートップが消耗している 以外は元気なので、 もし買い替えたとしても第二の人生を与えてあげたい。

自宅の環境でやってみようと思ったら、 今度は Linux の libc が古いとかいってインストーラが文句を言う。 既存の環境は Red Hat 7.1 だ。 さすがに古いか。また新しい環境を作らなくては。

明日は雪だそうだ。さすがに積もるような雪ではないと思う。願う。 前回の積雪 で 2 回連続して転んでしまった跡がアザになってしまった。 そうそう他人に見られる場所ではないが、かなり恥ずかしい。

団長はかつてバーチャロンのために Dreamcast を買ってしまったそうだ。 それ、もう捨てちゃった?と目が輝く nagae。 アレ 狙いであることはバレバレ。 でも改めて考えてみると、キーボードないよな、きっと。

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2 月 3 日(月) 晴

そこそこに仕事をして、夕食後のひととき。 団長の曰く、「あの本読んでる?」…いや、最初の 3 ページしか読んでいない…。 とりあえず VOLUME 3 までの大まかな構成を見ておこう。

VOLUME 1 - Fundamental Algorithms
数学の基礎(フィボナッチ数列など),線形リスト,ツリー
VOLUME 2 - Seminumerical Algorithms
乱数,浮動小数点数,多項式
VOLUME 3 - Sorting and Searching
ソート,各種ツリー構造,ハッシュ

先は長いな(3 ページで言う台詞ではない)。

さらに 昨年末に Shinobi を競っていた 同期から突っ込みが入る。 「Shinobi も終わっていないのに DEVIL MAY CRY 2 を買わないように」 …うわー、すみません。 彼は Shinobi で 8-B まで進んでいるという。 こっちは 4-B で断念しているというのに。 だが聞いてみると EASY モードでプレイしているらしい。 いきなり強気になる nagae。 彼のここでの呼称は「ヒルコか、ダンテでもいいよ」ということなので いったんはダンテに決めたが、 EASY モードでプレイするような軟弱者に ダンテ の名前は与えられないな、ということで 「EASY ダンテ」呼ばわり。すかさず 「NORMAL モードで 4-B で挫折するような人に言われたくない」と反撃を受ける。 たぶん 8-B で終わりだから、クリアしたら罵倒してやる、と EASY ダンテ。

そこまで言われて、おとなしく引き下がるわけにもいかない。 その場で荷物を片付けて帰宅。 DEVIL MAY CRY 2 の続きに取り掛かる。だ、が、し、か、し。 MISSION 10 の空中ブロックを渡っていくところで、何度やっても落ちてしまう。 視点操作させろー。しくしく。

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2 月 2 日(日) 曇

母国語が C 言語だというのだから、少々細かい点を突っ込んでもいいだろう。 誕生日に書くのなら「年齢++」より「++年齢」が正しいのでは。 かつて C++ も、++C ではないから、評価した時点では C と同じじゃないか、 なんて陰口を叩かれていたな。

THE MATRIX RELOADED の予告が、ぼちぼち流れはじめている。 前作 THE MATRIX は、確かに素晴らしいのだけれど、 それだけに、微妙に踏み込みが足りない気がしてもどかしかった。

THE MATRIX のように、この世界は創られたもので 電気信号として脳に与えられているという世界観がある。 一方で、精巧に作られたロボットは自分がロボットであることに 気付かないのではないかという世界観もある。 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』をはじめとする ディック作品でときどき出てきますな。 両者を合わせると、自分も含めたこの世界は本当に存在するのか、 という問題になる。 世界全体が実はコンピュータシミュレーションのようなものである可能性を、 私は否定できない。 もしそうだとして、その外側に「現実世界」が存在するかというと、 それもまた別の問題。 シミュレーションだとしても、現実とは、 「存在する」とは、そういうものなのかもしれない。

似たような話に運命論がある。 未来は既に決まっているのか。 nagae に言わせれば「決まっているがどちらでも違いはない」というのが持論。 「未来が決まっているのなら努力してもしなくても同じじゃないか」 というのは間違っている。 努力するかしないかが既に決まっている、と考えている。 それでは未来を知ることができるか。 正確に知ることはできない、というのが持論。一種の不確定性理論ですよ。 未来を知ろうとする行動によって未来が変化してしまうというわけ。 もちろんこれは見方の問題で、変化した後の未来の方が「正しい」未来で、 調べた未来の情報の方が「不正確であった」とも言える。 この話を進めていくと、 アイザック・アシモフが『ファウンデーション』シリーズで提唱した 統計歴史学(だっけ? 固有名詞を忘れた)にも関係してくるのだけれど、 長くなるのでこのへんで。 「決まっているがどちらでも違いはない」の論拠には十分だと思うので。

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2 月 1 日(土) 晴

寒いよー。

Knuth の『The Art of Computer Programming』の Box セットが届く。 パラパラとめくってみる。やっぱり電車の中みたいな 細切れの時間で読める代物ではなさそうだ。 もちろん物理的にもハードカバーで、気軽に持ち歩けるようなものではないが。

本日の音楽(購入編)。目的は THE BRECKER BROTHERS の「HEAVY METAL BE-BOP」だったが、 塩谷哲の「トリオっ!」も出ていたので一緒に。 まず前者。全体的な傾向としてはロック色が強いかな。 どちらかというと「RETURN OF BRECKER BROTHERS」の 軽快なフュージョンの方が好きだが、これはこれで良い。 SOME SKUNK FUNK は村田陽一 SOLID BRASS によるコピーを先に聴いていたわけだが、 意外とオリジナルに忠実だったんだな。 後者の塩谷哲は…あれ、待てよ。 もしかしてこれって、 UENO JAZZ INN '02 で話に出ていた例のアルバムか? 当時はえらい先の話だなぁと思っただけで、よく覚えていないのだが。 そういうわけで彼にしては珍しいアコースティックピアノトリオでも、 特に違和感なし。

本日のゲエム。 「悪魔と踊ろう」のコピーに魅せられて 『DEVIL MAY CRY 2』 に手を出してみる。『Shinobi』は 相変わらず 4-B で止まったままだが。 『Shinobi』『アルゴスの戦士』『DEVIL MAY CRY 2』あたりが 最近のアクションの代表格らしい。さてさて。 比べてみると、職場の同期(名前どうしよう…)による 『Shinobi』が難しいという発言も納得がいく。 でも DEVIL MAY CRY 2 は別の意味で難しいよ。 視点は勝手に変わり操作できない。 ドアを抜けるといきなり反対からの視点になったりして道に迷う。

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[nagae's Heartbeat]


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